新生活がスタートして早2か月が経ちましたね。多くの方が新しい環境に慣れてきた時期なのではないでしょうか。

張り切って毎日を過ごしているうちは、身体に溜まった疲れを感じにくいものです。

ですが、だんだんと落ち着いてきた頃に、溜まっていた疲れがどっと押し寄せてきます。それが「5月病」といわれるものです。

5月、6月は無気力や食欲不振、不眠など、体調を崩す人が多いと言われています。この時期になりやすいと言われる、歯の病気についてお話します。

【歯周病】

実は、この時期は「歯周病」になる人が多くなるのだそうです。

食欲不振になったり、倦怠感に襲われたりする時期は、身体の抵抗力も落ちています。

また、体調が悪いときは唾液の分泌も少なくなり、それに伴い歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。

歯周病は細菌の感染によって引き起こされるので、身体が弱っていると、感染も進みやすくなってしまします。

 

【歯ぎしり】

5月病による体調不良は、自律神経の乱れが関係しています。

また、自律神経が乱れると、私たちはストレスを感じやすくなります。

そのストレスによる厄介な症状のひとつが、歯ぎしりです。

歯ぎしりによって健康的な歯が一時的に横方向に揺らされてしまった場合、歯に余計な負担がかかって歯を傷つける危険があります。また、ストレスで神経も過敏状態になるので、歯の痛みが生じるケースも考えられます。

そうなる前に[ナイトガード]という歯にはめるマウスピースを使って歯をストレスから守ってあげましょう。

 

5月病のダメージを受けない、健康な口内環境をつくるためには、

・よく噛んで食べる習慣をつける

・自律神経を整える

 

6月は梅雨の時期に入りますが、疲れを溜めないようにお休みの日にはゆっくりと休んで気持ちを切り替えていきましょう!